2015年12月14日 11:00
基礎から応用まで~Gmail効率アップのための必須テクニック~ (32) フィルタ機能で受信したメールをフラクラク自動分類
以上でフィルタを作成する作業は完了。設定画面に「作成したフィルタ」が表示される。念のため、条件と処理内容を確認しておこう。
「○件の一致するスレッドにもフィルタを適用する。」をONにした場合は、受信済みのメールにも自動処理が行われる。移動先に指定したラベルを選択すると、条件に合うメールがラベルに自動分類されているのを確認できるはずだ。
○受信トレイにもメールを残す場合は?
先ほど示した手順でメールを自動分類すると、条件に合うメールは「受信トレイ」を素通りして「自作ラベル」に直接保管されるようになる。よって、メールの新着を見落としてしまう可能性がある。
こうした「新着メールの見落とし」を避けたい場合は、新着メールを必ず「受信トレイ」にも表示するように設定しておけばよい。
特に仕事関連の重要なメールを自動処理する時は、以下のように「受信トレイをスキップ」の項目をOFFにした状態でフィルタを作成しておくとよいだろう。
すると、条件に合うメールが届いた時、そのメールが「受信トレイ」と「自作ラベル」の両方に分類されるようになる。つまり、「受信トレイ」と「自作ラベル」の2つのラベルが付加された状態でメールが受信されるわけだ。