くらし情報『東京都・六本木で日本人が育んできた水の精神性を浮かび上がらせる展覧会』

2015年12月16日 07:09

東京都・六本木で日本人が育んできた水の精神性を浮かび上がらせる展覧会

東京都・六本木で日本人が育んできた水の精神性を浮かび上がらせる展覧会
東京都・六本木のサントリー美術館(東京ミッドタウン内)は、水を源とする信仰に根ざした造形物(彫刻・絵画・工芸)を展観する「水神秘のかたち」展を開催する。会期は12月16日~2016年2月7日(12月30日~1月1日・火曜休館、ただし12月22日は開館)。開館時間は10:00~18:00(金・土、および12月22日、1月10日は20時まで、ただし1月2日は18時まで)。入館料は一般1,300円、大学・高校生1,000円、中学生以下無料。

同展は、水にかかわる神仏を中心に、その説話や儀礼、水に囲まれた理想郷や水の聖地など、水を源とする信仰に根ざした造形物を、彫刻、絵画、工芸にわたって展観することで、日本人が育んできた豊かな水の精神性を浮び上がらせようとするもの。世界中でさまざまな信仰を生んできた水だが、四方を海に囲まれ、かつ水源が豊かな日本においては、自然崇拝と相まって、水のもつ精神性が発展したようで、水の慣用句が多いことや、水による潤いが精神にも及ぶ発想があることに、一端が示されると分析されている。さらに、祭器である銅鐸に流水文が表されることから、すでに弥生時代より信仰があったことがうかがえ、それが今でも続くことは、湖や滝が御神体として祀られることに見ることができる。

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