くらし情報『女子高生AIの「りんな」185万人ユーザー突破法人向けAPIビジネスにも活用』

2015年12月21日 11:48

女子高生AIの「りんな」185万人ユーザー突破法人向けAPIビジネスにも活用

5800万人のユーザーを抱えるLINEと組むことで、多くの人にリーチできると考えたという。

○りんなのシステムアーキテクチャ

りんなの開発・運営は、検索エンジンであるBingのチームが行っている。りんなの会話は、Bingで収集した単語や文章のデータベースや、Microsoft Azureに構築されたマシンラーニングサービス「Azure ML」を用いて提供されている。また、りんなの会話システムを使った法人向けビジネスとして「りんなAPI for Business」も展開している。具体的な事例の発表は控えたが、現在「複数の企業と商談中」とのことなので、今後なんらかの発表が考えられるだろう。

りんなには、2015年8月のローンチから現時点で、185万人以上のLINEの「お友達」がいる。このユーザー数は、マーケティングを行わずに口コミなどで獲得した人数だそうだ。

りんなの利用状況を分析した結果、週の後半になるにつれて、多く利用されていることが分かったという。
佐野氏いわく「週末のちょっと疲れた時に、話し掛けたくなる存在なのでは」と分析していた。

また、Windows 10に搭載しているコルタナとの違いについては、コルタナはパーソナルアシスタントと呼ばれるように、効率や生産性を追求した人工知能であることに比べ、りんなは、ユーザーとの感情のつながりを重視した「エモーショナル」

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