くらし情報『東京都・銀座で、嫁入りなど「祝いのよそおい」展覧会を開催 - ポーラ』

2015年12月21日 14:27

東京都・銀座で、嫁入りなど「祝いのよそおい」展覧会を開催 - ポーラ

その喜びに合わせて持参したのが婚礼化粧道具である。江戸時代の女性は婚約、または結婚するとお歯黒をした。お歯黒の黒は、ほかの色に染まらないところから、貞女の印とされたからである。

■元服
江戸時代の女性は、結婚が決まるとお歯黒をした。それを半元服といった。そして、子供ができると眉を剃った。それを本元服といったのである。公家や武家といった上流階級の女性たちは、儀式のときに額に別の眉を描いたが、一般庶民は、剃ったままであった。


■晴れ(ハレ)の装い
婚礼時の花嫁を美しく演出するのが、婚礼衣装であろう。とくに目を引くのが吉祥文様の松竹梅や鶴亀が描かれた豪華な打掛である。衣装全体で花嫁の喜びを表し、末永く幸せになれるよう、両親の願いも込められている。

■吉祥文様
代表的な吉祥文様は、松竹梅、牡丹、鶴亀、蝶、獅子、菊、扇面、貝、「高砂」「寿」といった文字、そして宝尽くしなどであろう。女性の衣装や髪飾り、化粧道具などにも描かれ、縁起ものとして身分、階級を越えて好まれた。開催時間は、11時~20時。会期中無休。入場無料。

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