オス猫のわりに体もかなりコンパクトなので、スルリと中に入ることができた。
○退出
そしてものの5秒で退出。おぼっちゃまなだけあって飽きるのもすこぶるはやい。
○兄猫に使ってもらおう
弟猫が退出したシーンを横でじっと見つめる兄猫。こちらの猫は普通の猫らしく警戒心が強い子なので、すぐにはコタツを使おうとはしない。
今回のコタツに限ったことではない。新しい猫のオモチャなどを導入すると、毎回「これは安全なものだ」と判断を下さない限り絶対に使用しないのだ。よって、使用の許諾が下りるまでじっと傍で待つ必要がある。
○やっとコタツの存在に慣れてきたようだ
傍で待つこと20分。コタツの周りをウロウロしていた兄猫が、入口付近でぴたりと立ち止まった。
表情から察するに、「これは安全なものニャ」と判断を下したようだ。さすがうちの子。それでは、存分に使って下さい。
○そうじゃない
使ってくれました。――上に乗って。
かなりご満悦だったので、猫にとってはこれがベストな使い方なのだろう。
人間の分際で猫様の考えに口出しするだなんておこがましいと思ったため、あっさりと引き下がることにした。
○入室して使えることに気づいたうちの子
しかし、である。