くらし情報『多様化するボットネット、"ビデオキャプチャ"するマルウェアも--マカフィー』

2015年12月22日 17:00

多様化するボットネット、"ビデオキャプチャ"するマルウェアも--マカフィー

多様化するボットネット、"ビデオキャプチャ"するマルウェアも--マカフィー
マカフィーは12月21日、ボットネットを利用した「インサイダー取引」について、同社のセキュリティブログで解説を行った。

マカフィーは14日にも、ボットネットの進化について解説を行っているが、今回は活動モデルの具体例について取り上げている。

これによると、ボットネットは「個人情報を盗む活動」から「企業情報を盗む活動」に進化しているという。

例えば、Patco Construction社は、2009年にボットネット マルウェアによって58万8000ドル(約7221万円)が盗み出される被害にあった。また、Tennessee Electric社は、2012年に銀行口座が乗っ取られたことで、約32万8000ドル(4028万円)の被害を受けている。著名企業ではSalesforce.comが2014年、ユーザーの詳細なログイン情報を自動的に盗み取られ、二要素認証を迂回するように設定するマルウェアの標的となった。

こうしたボットネット被害の増大に対して警察当局も動きを見せている。2009年には米国の警察当局が390社への不正侵入に関わった複数の犯人を逮捕した。
当時の被害金額の合計は7000万ドル(約86億円)

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