2015年12月24日 16:27
MRJ、ANAへの初号機納入を1年程延期「開発を加速する中でいくつかの課題」
同社は今回の発表に関して、「これらにより、安全・安心で完成度の高い機体と高品質なサービスをお客様に提供することを目指します」とコメントしている。
ローンチカスタマーであるANAは、2008年3月に25機(確定15機、オプション10機)を発注。飛行試験機5号機はANAの塗装仕様にて、国内での飛行試験を実施する見通しとなっている。また、JALも2015年1月に32機を確定発注しており、JALへの納入は2021年開始を目指している。
なお、MRJ開発に関して愛知県も大村秀章愛知県知事等が12月16日に石井啓一国土交通大臣に対し、型式証明の取得に向け審査能力の充実を図ること、今後、米国を中心に実施するMRJ飛行試験の技術審査に係る経費など必要な予算を確保に向け、要望活動を行っている。
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