くらし情報『重要な短絡障害からの保護 - 過酷な車載環境におけるUSBインタフェース開発』

2015年12月28日 08:00

重要な短絡障害からの保護 - 過酷な車載環境におけるUSBインタフェース開発

図3は、480Mbit/sのUSB 2.0信号を使用したアイ・ダイアグラム・シグナル・インテグリティテストを適用してテストを実施し、図1に示されるソリューションの満足のいくテスト結果が得られていることを示しています。

データラインでアイ・ダイアグラムを実行する前に、10分間データラインにバッテリへの短絡テストとグランドへの短絡テストを追加で実施しました。50Ωプローブ付きオシロスコープを使用して観察された信号は、きれいなアイ・ダイアグラムを示しています。データラインをグランドに接続した場合、信号は著しく劣化します。10分後短絡を取り除くと即座に、信号が正常のアイ・ダイアグラムに回復します。出力がバッテリ(+16V)に対し短絡すると、入力ラインはVcc(+5V)電力レベルに維持されます。+5Vを越えるV-peakの入力信号がある場合、出力が+16Vに対し短絡した後、そのレベルが維持されます。バッテリへの短絡状態を取り除いた後、信号パターンは正常に戻ります。


○結論

今日の自動車購入者が、自宅と同じようにデバイスを接続することを車内でも期待する中で、USB接続を提供するかどうかではなく、ポートをいくつ提供するかが、自動車OEMの課題となっています。

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