くらし情報『恐らく世界唯一? 広島県には紙ヒコーキのために造られた場所がある!』

恐らく世界唯一? 広島県には紙ヒコーキのために造られた場所がある!

ちなみに戸田さんは、同協会の会長を務める一方、航空機部品等を製造する会社も経営している根っからの飛行機好き。そんな戸田さんが同協会を設立したのは1996年のこと。以来、日本のみならず海外でも「折り紙ヒコーキ教室」を開催するなどして紙ヒコーキの魅力を発信している。2012年には、ベトナムやアメリカ、香港を含む70カ所で同イベントを開催したというのだから驚きだ。

○エレベーターも気流に配慮して設置

紙ヒコーキは誰でも一度や二度は、自分で作って飛ばした経験があると思うが、どれだけ風に乗せることができるかによって飛距離が違ってくるだけに、飛ばせる場所には制限がある。「協会がある福山市から車で1時間程度の範囲にある島や山を探して、風のおだやかな米見山に行き着きました」(戸田さん)。

建設費用は林野庁の助成金を使用している。「人口が100万人近くいる備後都市圏に、当時、親子で遊べる施設がなかったことに加え、山に人が足を運ぶことが山の保全に結びつくということから、米見山の魅力を増して人々が訪れることを促す施設だと認められたからだと思います」と戸田さんは説明する。
建物は紙ヒコーキの形を意識し、下は三角形でタワーはロケットの発射台をイメージしたものになっている。

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