くらし情報『SC15 - 日本の大学に見る論文発表と出展ブース』

2015年12月30日 11:00

SC15 - 日本の大学に見る論文発表と出展ブース

当初は学部だけであったが、その後、平成9年に修士課程、平成11年に博士課程を開設している。

日本の大学では最大の600平方フィートのブースを構えるOakleaf Kashiwaアライアンス。

東大の平木研究室も毎年ブースを構える常連である。平木研はData Reservoirというプロジェクトで、遠距離の超高速通信を可能にする技術を研究している。今回は、SC15の会場に2台のPCを設置し、テキサス州オースチンから東京までの100Gbit/sの回線を使い、東京折り返しで2台のPC間でのデータ伝送実験を行った。

通常のTCPを用いると、データ伝送速度は29Gbit/s(理論値の97.7%)であったが、超高速通信のために開発したLong Fat TCPを使うと73Gbit/sのデータ伝送が行えることを実証した。これは単一のTCP通信によるデータ伝送速度としては世界記録だそうである。

日本の大学で発表ポスター数最大、TSUBAME-KFCのK80 GPUへのアップグレードでGreen500 2位を獲得した東工大は、Oakleaf Kashiwa Allianceと並ぶ600平方フィートのブースを構えていた。

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