くらし情報『IBM、IHIのIoTなどビッグデータ活用した保守サービス支援システム構築支援』

2016年1月6日 16:13

IBM、IHIのIoTなどビッグデータ活用した保守サービス支援システム構築支援

具体的には、各種センサーからの異常や稼働履歴、PCで管理していた作業員の出動履歴、報告書、保守履歴に加え、IBMの予測分析ソフトウェア「SPSS」で分析した故障予測などの分析結果、顧客別・自動倉庫機種別のカルテ情報などをIBMの設備管理ソリューション「Maximo」で一元的に管理し、可視化、分析できるようにした。

これによりILMでは、故障対応の質の向上、定期点検の効率化、遠隔監視を実現できるようになった。例えば、故障対応の質の向上では全国の顧客設備の状況やカルテ情報、保守要員の出動履歴などを16カ所のサービス・センターで把握できるようになるため、故障の兆候を検知して事前に対応を可能にしていく。

また、各部品の故障予測や部品の寿命予測をすることで、計画的な部品の在庫管理ができるようになり、緊急調達を減らし、コストも削減できるという。

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