くらし情報『富士ソフト、PLZT光スイッチ搭載の超高速光レイヤ1スイッチの開発に着手』

2016年1月8日 18:42

富士ソフト、PLZT光スイッチ搭載の超高速光レイヤ1スイッチの開発に着手

フロー制御アプリケーション」の研究開発を行うこととなった。

現在、データセンター内のToR間ネットワークでは、主に消費電力の大きい電子スイッチや切替え速度が低く光回線が十分に活用できないMEMS光スイッチが使用されている。エピフォトニクスが開発するPLZT(鉛、ランタン、ジルコニウム、チタンの酸化化合物)光スイッチは、待機電力が低く、かつMEMS光スイッチと比較し、1000倍以上となるナノ秒オーダーの高速切替え機能を有している。

今回の研究開発では、PLZT光スイッチをレイヤ1スイッチとして活用することによって、待機時を含む消費電力の軽減と高速切替え機能を最大限に活用した光伝送路の効率的な利用とスイッチ機器設置数の削減、さらにはSDNフロー制御アプリケーションの開発によりToR間トラフィックを低減し、データセンターネットワークの消費電力の削減を目指す。開発する光レイヤ1スイッチは、データセンターネットワーク向けのほか、テレコムキャリア市場における測定器切替えや高速回線切替え、ならびに放送・ブロードバンド市場における8K多重伝送装置、疑似無瞬断光スイッチング装置など超高速のネットワーク切替えが要求されている市場への導入が期待されている。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.