震災3年目は"区切り"ではなく"これから" - Yahoo!トップページに込めた想い (1) 石巻復興ベースが起点に
普段、ヤフーがこういう取り組みを見てほしいというのはあまりない。365日のうち360日が白背景で粛々とやっているからこそ、このような大事な日に1日だけこの取り組みができるし、見てほしい」(堀口氏)
下記の動画かYahoo! JAPANのトップページを見てもらえるとわかるが、日本地図の上に、通常のヤフートップのリンク、そして白い雲が別々のレイヤーで表現されており、復興への取り組みを行なっている被災地住民の取り組みを紹介する「東日本大震災から3年 つながろう、明日も」にグラフィカルに遷移しているのが見て取れる。
復興の取り組みを紹介するページでは、被災主要3県、あまちゃんの三陸鉄道や福島県産の農作物生産者の6エピソードをヤフー社員が生身で取材している。堀口氏は「私たちが提供するコンテンツは、基本的にパートナー企業のコンテンツをいただいて掲載しているが、震災については実際に足を運んで話を伺うことに重点を置いた」と取材の意義を語る。コンテンツ製作側としても尽力した永さんも「石巻復興ベースがあり、地に足を付けているからこそできたことだと思う。そこを接点として復興デパートメントの取り組みや"アカモク"のブランド展開支援といった被災地が立ち上がれるような支援ができている」