くらし情報『IoT、イマイチ製品ばかりなのはナゼ? - CES 2016から今後を占う』

2016年1月13日 21:00

IoT、イマイチ製品ばかりなのはナゼ? - CES 2016から今後を占う

IoT、イマイチ製品ばかりなのはナゼ? - CES 2016から今後を占う
●大手メーカーはIoTに迷いを持っている
世界最大級の家電関連展示会「International CES 2016」が閉幕した。今年目立ったテーマには、自動車やVRなどがあったが、何より盛り上がっていたのがIoTだろう。CESのトレンドから、2016年のIoTの動きについて考えてみたい。

CESを主催するのはCEA(Consumer Electronic Association:全米家電協会)だったが、2016年からCTA(Consumer Technology Association:全米民生技術協会)に名称を変えている。家電だけでなく、幅広い技術をカバーするという現状に合わせての変更だろう。CES自体は「Consumer Electronic Show」のままだが、実際には家電の域を超えた幅広い製品や技術が展示される見本市となっている。

○モノがインターネットに繋がった先に

さて、本稿のテーマであるIoTは、「あらゆるものがインターネットに繋がる」というのが基本的な定義だ。これまでインターネット接続機能が付いていなかった製品、それこそ電球や乾電池から、自動車、カメラ、冷蔵庫、洗濯機といったものまで、とりあえずインターネット接続するための機能が搭載されるようになる。

新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.