2016年1月14日 09:33
富士通、屋内位置側位で店舗内の人の流れを分析する「人流分析サービス」
これにより、来店客の動線や滞在時間などのデータを収集し、混雑が起こりやすいスペースやほとんど立ち寄らないスペースなどを明確化することで、店内のレイアウト構成に生かせるとしている。
また、販売員がビーコンを身に付けることで販売員の動きの違いなども把握でき、社員教育や店舗運営に生かせるという。
さらに、長期間データを収集することで、どの季節のどの時間帯が混み合うのかが予測可能になり、繁忙期に合わせた適切な人員配置や商品の拡充・レイアウトが可能になるため、混雑や品切れを防止できるとしている。
同サービスでは、店舗の視察から、適切な位置への各種センサーや受信機の設置、データ収集・分析、報告書作成までをトータルに提供するとのこと。データ収集には、個人を特定しないセンサーを使用し、個体の位置情報のみを収集するため、多様な分野で利用可能という。
同社は今後、周辺の交通状況や天気、近辺で行われるイベントの情報などをデータとして加えることで、来店傾向や購入要因などをさらに細かく分析し、さらなる店舗運営の改善に向けたサービスを目指すとしている。
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