くらし情報『塩田紳二のアンドロイドなう 第109回 2016年の注目はタブレット』

2016年1月14日 14:58

塩田紳二のアンドロイドなう 第109回 2016年の注目はタブレット

また、一般に画面分割機能が公式に提供される以前に作られたアプリは、ダイナミックな解像度などの変化に対応できないのが普通です。このため、追従できないだけでなく、クラッシュしてしまう可能性があります。

ペンの対応も、単にハードウェアとして使えるだけでなく、オペレーティングシステムで「インク」(ペンの軌跡や文字認識結果など組み込める複合的な情報)として扱えるかどうか、手書き文字の認識エンジンの用意、ペンによる範囲指定、ジェスチャーなど、対応すべき項目は多数あります。アンドロイドでは、OS側でペン(スタイラス)には基本的な対応はしていますが、実際の製品としては、一部のメーカーのみしかペンが利用できるハードウェアを作っていません。このため、メーカーの個別対応部分が大きく、ハードウェアさえ用意すれば、ペンが簡単に利用できるというわけではありません。

○Windowsはすでに対応済みだが……

ペンや画面分割は、すでにWindowsがPCで対応してきた部分であり、アンドロイドやiOSはこれを追う立場になってしまうのです。また、マイクロソフトは、OfficeをアンドロイドやiOSに対応させており、アンドロイドやiOSがPC的な機能を充実させるほど、Officeの利便性が高まっていきます。

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