2016年1月14日 14:58
塩田紳二のアンドロイドなう 第109回 2016年の注目はタブレット
アンドロイドでは、その上のハイエンドだと64bit版ARMコアどまりなのに対して、Windowsでは、IntelのCore-MシリーズやCoreシリーズといった高性能なプロセッサもあり、Atomクラスでも64bitプロセッサという選択肢も可能です。この点、上位のPCから下りてきたWindowsタブレットのほうが有利といえます。
さて、こうしたWindowsの動きに対して、アンドロイド陣営やAppleも対抗策を出してきています。Apple社は、昨年iPad Proを発表しました。12インチのディスプレイ、ペン、一体にできるキーボードというハードウェアに加え、iOSがようやく画面の分割表示に対応しました。
アンドロイドでは、グーグルがPixcel Cというキーボードとタブレットを組み合わせた製品を出しています。また、次世代のアンドロイドとなる「Android N」では、画面の分割表示に対応するという話があります。なお、機能的には、現在のMarshmallowにも画面の分割表示機能は入っているのですが、動作が禁止されています。
アンドロイド陣営で先頭を走るSamsungも、Windows 10タブレットを投入しました。