くらし情報『非破壊スキャンサービスの現状と課題とは? - 貴重書電子化のワンストップサービス「T-Archive」を支える誠勝に聞いた』

2016年1月19日 09:49

非破壊スキャンサービスの現状と課題とは? - 貴重書電子化のワンストップサービス「T-Archive」を支える誠勝に聞いた

非破壊スキャンサービスの現状と課題とは? - 貴重書電子化のワンストップサービス「T-Archive」を支える誠勝に聞いた
寺田倉庫との提携で、貴重書のスキャンから倉庫保管までのワンストップサービス「T-Archive」をローンチした誠勝(関連記事:貴重書の電子化から保管・修復までワンストップで - 寺田倉庫と誠勝が新サービスで描く未来図とは?)。一般的なビジネス書類とは異なる貴重書のスキャン市場において、同社が成功を収めている理由はなにか。今回は誠勝 代表取締役の山本 大視氏に、同社のこれまでの歩みと、貴重書スキャンにまつわるスキャン業界の現状、そして今後の課題について話を聞いた。

○高価なスキャナを使えばクオリティが上がるわけではない

山本氏の個人事業からスタートした誠勝は、スキャニング業者の中でも早い時期から法人向けの貴重書のスキャンをターゲットに顧客を獲得してきた。立ち上げ当初はネットで「貴重書のスキャンニング」について調べても、出てくる情報はほぼ皆無。試行錯誤でノウハウを積み上げてきたという。

そんな山本氏は、短い時間にどれだけ多くスキャンできるかという、スキャン事業に取り組む上でたどり着きがちな"効率重視"の姿勢に違和感を覚えていたと話す。

「効率を重要視すると、時間のかかる補正やトリミングなどの作業は行わないのが当たり前となり、結果としてクオリティは後回しになってしまうわけです。

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