くらし情報『2015年の「金地金」、平均価格は前年比で約220円上回るも販売量は増加傾向』

2016年1月20日 12:13

2015年の「金地金」、平均価格は前年比で約220円上回るも販売量は増加傾向

が年内に利上げを発表することを示唆したことで金価格は再び下落傾向になり、12月15日には2015年の最安値となる4,184円/gとなった。

金地金の販売量について、2015年上期(1月~6月)は前年同時期(2014年1月~6月)と比べ34.5%減少、2015年下期(7月~12月)は前年同時期(2014年7月~12月)と比べ130.8%増加となった。通年では2014年と比べ21.2%増加。

買取量については、2015年上期(1月~6月)は前年同時期(2014年1月~6月)と比べ4.5%の増加、2015年下期(7月~12月)は前年同時期(2014年7月~12月)と比べ47.7%減少となり、通年では2014年と比べ23.4%減少となった。

2015年の販売量は、7月以降、金価格が下落傾向にあったことによる値ごろ感から販売量が増加し、2年ぶりに30,000kgを超えた。一方、年平均価格が高騰しているにもかかわらず買取量は、昨年と比べると減少していることから、「金を長期的に保有する傾向が高まっていることがうかがえる」(田中貴金属工業)。田中貴金属工業では、「今後は、米国の追加利上げの回数や中東情勢の動向、中国経済の状況に市場の注目が集まることが予想される」としている。

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