2016年1月22日 15:30
死ぬ確率、どう向き合う? 統計学第一人者「"運"から逃れることはできない」
シュピーゲルホルターは「この際、思い切ってリスクを冒してもよいでしょう。好き放題に暮らしても、一挙手一投足を綿密に計算して生きても、運から逃れることはできないのです」と結論付ける。
車を運転するだけでも、年間40マイクロモートのリスクがある。シュピーゲルホルターは「何が起こるか予測できないということは、あらゆる可能性があるということです」と捉え、「いつ何が起こるか分からないという状況を、私たちはむしろ楽しんでいる。未来をすべて見通せたら、きっと不幸になるでしょう」と推測している。
そのほか、ゴルフのパターやバスケットボールのスリーポイントシュートにまつわる"運"や、自分の名前を書いて飛ばした風船が200キロ以上先に住む同姓同名の人物に届いたというエピソードを徹底解剖する。『モーガン・フリーマンが語る宇宙』の「運とは何か?」は、ドキュメンタリーチャンネル「ディスカバリーチャンネル」で放送される(22日23時~24時、23日7時~8時、2月21日21時~22時)。
(C)Discovery Communications
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