くらし情報『日立、大規模施設での危険物検知技術や不審者追跡技術などの新技術を開発』

2014年3月12日 10:15

日立、大規模施設での危険物検知技術や不審者追跡技術などの新技術を開発

日立、大規模施設での危険物検知技術や不審者追跡技術などの新技術を開発
日立製作所(以下、日立)は3月11日、イベント会場や空港など多くの人が集まる大規模重要施設におけるセキュリティの強化に向けて、利用者の利便性を損なわずに安全性を向上する、「タッチパネルに触れるだけで本人を認証できる指静脈認証技術」、「複数箇所を同時に検査できる危険物検知技術」、「服装や手荷物、移動ルートから人物を特定する不審者追跡技術」の3つの新技術を開発したと発表した。

「暗証番号の入力と同時に指静脈を認証するタッチパネル型指静認証技術」では、施設の入館時において4桁の暗証番号を入力する際に、高い精度で本人認証が可能な指静脈認証技術を開発。これは、光を透過する透明なタッチパネルと組み合わせることにより、タッチパネルに接触すると同時に接触した指の静脈パターンを撮影し、事前に登録された静脈パターンと照合することによって本人を認証する技術で、簡便な暗証番号入力と指静脈認証が同時にできるので、人の流れを停滞させずに高い精度で本人を認証する。

「装置一台で施設内の複数地点を同時に検査する質量分析型の危険物検知技術」では、空気を吸引するパイプが多数つながれた質量分析装置を利用して、施設内複数地点の危険物を短時間で効率的に検知する技術を開発。

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