2016年1月27日 12:03
PFU、独自のサイバー攻撃検知技術を活用したSOCサービス
スコアリングが一定の数値になるとアラートの段階が上がっていくため、途中の段階から、怪しい通信を見つけることができる。マルウェア自身の検知ではないため、未知のマルウェアであっても検知が容易になるとしている。トラフィック監視は、スイッチのミラーポートに接続することで行う。
SOCは、インシデント対応と月次レポートの提供が行われる。インシデント対応では、20~30名が監視要員としてSOCに従事し、インシデントを確認した後30分以内で連絡を行う。月次レポートは、検知内容の説明だけでなく、今後の対処に向けたアドバイスや脅威情報の動向なども情報として提供していくとしている。
また、PFUは外部端末の不正接続防止やマルウェア通信を検出した際にネットワークから不正通信が見つかった端末を遮断する機能を持つアプライアンス「iNetSecシリーズ」を提供しているため、6月を目処に、同製品と連携した「マルウェア感染端末 自動遮断ソリューション」を提供するという。
参考価格は監視対象1000台あたり月額90万円(税別)で、別途初期費用が200万円(設計・導入費用)かかる。
詳細は個別見積もりとなる。
富士通は昨年11月にセキュリティ事業の大幅強化を発表しており、PFUの新サービス提供もこの一環となる。