くらし情報『ネットワークベンダーから見たセキュリティの問題点 (3) 「SSO」がセキュリティ対策……はもう古い?』

2016年1月29日 16:30

ネットワークベンダーから見たセキュリティの問題点 (3) 「SSO」がセキュリティ対策……はもう古い?

APMのSSOは、各種アプリケーションへのアクセスを極めてシンプルにし、ユーザーを数多くの認証情報の管理から解放します。これによってユーザーは、これまで以上にアプリケーションの利用が快適になります。

APMによるSSOのメリットは、ユーザーだけのものではなく、システム管理者や運営担当者にも、大きなメリットがあります。オンプレミスとクラウドが混在したハイブリッド環境では、あらゆるアプリケーションに同一の認証情報とアクセス管理のサービスを適用できるからです。これによってポリシーの無秩序な増加や変化、複雑化が回避できるようになります。

これからのハイブリッド環境がどうなるのかについては、最新の「2015年におけるアプリケーション配信の状況」調査で、最大の課題が、認証情報とアクセス管理に関連していることが示されています。この課題を解決する手段の1つが、SSOと各種アプリケーションの認証連携が同時に実現可能なソリューションと言えるでしょう。著者プロフィール

○近藤 学(Manabu Kondo)F5ネットワークスジャパンセキュリティビジネス統括部セキュリティスペシャリスト

F5 ネットワークスジャパンでセキュリティビジネスを担当。

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