2016年1月30日 12:30
Googleのバグ発見プログラム、報奨金の支払総額が600万ドルに
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Googleは1月28日、バグの発見と報告に対し報酬を支払う「Security Reward Program」の20105年度のレビューを報告した。
Security Reward Programは、同社が2010年に開始した脆弱性発見報酬プログラム。外部のセキュリティ研究者にバグの発見と報告を促すことで、「Google Chrome」などGoogleの製品やサービスの安全性改善を図る目的を持つ。
今回のSecurity Reward Program 2015 Year in Reviewは2015年のハイライトをまとめたもので、昨年より開始した年次報告となる。
それによると2015年、同プログラムの下で開発者や専門家に支払われた報酬の合計金額は200万ドル以上となった。報酬金額は、2010年にプログラムを開始以来、累計で600万ドルを上回っているとのことだ。今年は300人以上の開発者が報酬を受け取ったという。
2015年は「Android Security Rewards」として、6月からAndroidも対象に含めており、Android関連で20万ドル以上を研究者らに支払ったという。