「VAIO Phone Biz」がWindows 10 Mobile市場を切り拓くか - Continuumのファーストインプレッションも
大田社長も「法人中心の製品として企画設計した」と語っているが、その背景や狙いを説明する前にデバイスの基本的なスペックから確認しよう。CPUはQualcomm Snapdragon 617を搭載し、メモリー容量は3GB。ストレージは16GBだが、microSDによる最大64GBの増設が可能だ。
ディスプレイは5.5インチ(1,080×1,920ピクセル)。サイズについてVAIO商品企画の岩井剛氏は「手元で(標準搭載の)Officeを使うには、この程度のサイズが必要と考えた」と説明する。SIMフリーの端末でスロットサイズはmicroSIM。対応するバンド数は3G、4G合わせて7バンド。同氏は「VAIO Phone Bizは日本市場向けに開発したスマートフォンのため、国内の主要なバンドに対応した」と語り、NTTドコモのキャリアアグリゲーションへの対応や、安定通信の実現を証明するNTTドコモのIOT(相互接続性試験)の実施も予定している。
●Continuumを試す
○Continuum for Phoneに対応
前述の通りVAIO Phone BizはSnapdragon 617を搭載している。