VAIO Phone Biz登場 - PCメーカーがWindows 10スマホを作るとこうなった
NTTドコモ 取締役常務執行役員 法人ビジネス本部長の高木一裕氏は、デバイス、ネットワーク、サービスの一体販売を視野にいれ、特にWindows 10 Mobileの展開については、VAIOという「メーカーブランドによる提供」を戦略のひとつに挙げる。
現在、Windows 10 Mobileスマートフォンの市場はエントリー層が厚く、Continuumが使えるような、ミドルレンジ以上の機種が少ない。「VAIO Phone Biz」はドコモの4バンドや、CA(キャリアアグリゲーション)に対応(VoLTEには非対応)。NTTドコモでは、法人ユーザーに新しい価値を提供できる端末として、法人向けパッケージサービス「ビジネスプラス」のひとつへ組み込むことを想定している。Office 365や、LTE-Advancedサービス「PREMIUM 4G」などと組み合わせ、2016年6月に追加する予定だ。
「Continuum機能やOffice 365、PREMIUM 4G、セキュリティなどの相乗効果で今後のライフスタイルを変革する。今年はWindows 10 Mobile最初の年。後押ししていきたい」(高木氏)。