2016年2月8日 11:30
キヤノンMJと日本IBMが協力 - コグニティブ技術で非定型帳票を自動分類
キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)と日本アイ・ビー・エム(日本IBM)は2月8日、企業内の膨大な文書を効率的に電子化するデータ・キャプチャー・ソリューション分野で協力していくことを発表した。両社は、コグニティブ技術をベースとしたソフトウェアと手書き日本語OCR認識ソリューションを組み合わせたデータ・キャプチャー・ソリューションを2月9日から提供していく。
具体的には、キヤノンMJの手書き日本語OCR認識ソリューション「Rosetta-Stone-Components」のソフトウェア開発キット(SDK)を活用することで、「Rosetta-Stone-Components」と日本IBMが提供する文書の入力・分類・検証・配信基盤ソリューション「IBM Datacap」を連携させる。
「Rosetta-Stone-Components」は、キヤノンの日本語OCRエンジンで、手書きや活字文字のOCR処理、 スキャンした画像の補正や帳票の認識、インデックス入力などを自動化し、業務フローごとにカスタマイズするといったことが可能となる。これにより、紙文書の手作業による仕分けや入力作業を簡略化することができるようになる。