2016年2月9日 18:10
「LINE」で子育て相談に応じるサービスが開始 - 山形県新庄市で
同市はSNSの活用で、そのハードルが解消できると考えたのだ。
○情報発信やイベント参加呼びかけも
しかし、数あるSNSの中でなぜ「LINE」のアプリを選んだのか。それは、多くの子育て世帯が利用していることに加え、同じタイムライン上で「公開したい情報」の提供と、「非公開」のやりとりが両方できるからだという。市では相談サービスに加え、センターが開催する子育て関連のイベント情報なども発信していく予定とのことだ。
一方で、「LINE」上の相談のやりとりだけで、子育ての悩みは解決されるのかという疑問も残る。この問いについては「『LINE』での相談を、次のアクションにつなげる運用をしたい」と語った。やりとりの中で心配な点があれば、電話番号を伝えて電話での相談に切り替えることも検討している。本人が望めば、もちろん対面での相談につなげいくこともできる。
最終的には「育児の講習など、イベントの参加につなげたい」と担当者は語った。
子育て中の悩みやつらさはあっても、「相談しに行くほどのことではない」と思ってしまうこともあるのではないだろうか。今回のサービスがそのような小さなSOSを捉え、支援につなげていけるような取り組みになることを願いたい。
尾崎里紗アナ、6月末での日テレ退社を報告 今後についても説明「いつか、大切な故郷の福岡で…」