くらし情報『「私は大丈夫」が命取り - 標的型攻撃メールの実例に学ぶ"甘い罠" (3) 業務FAX? いいえ、これも攻撃です』

2016年2月10日 16:25

「私は大丈夫」が命取り - 標的型攻撃メールの実例に学ぶ"甘い罠" (3) 業務FAX? いいえ、これも攻撃です

「私は大丈夫」が命取り - 標的型攻撃メールの実例に学ぶ"甘い罠" (3) 業務FAX? いいえ、これも攻撃です
「標的型攻撃」というキーワードを聞いても、漠然としたイメージしか沸かないという方が多いでしょう。標的型攻撃では、さまざまな経路からあなたの情報を収集し、ピンポイントであなたから会社の重要なデータを盗み取ろうと、攻撃者が画策しています。そこで、あなたを狙う攻撃者がどのようにメールであなたを狙ってくるのか、実例を交えて解説します。

○複合機を装う攻撃?

前回は、昨年後半に話題になりました実在の組織を騙ったなりすましメールの例に、どのように偽の情報を真実と思い込ませて、以下のようなポイントで攻撃を成功させようとしているかをご紹介しました。

自然な日本語と実在の組織になりすまして内容に信憑性を持たせる
メールの差出人情報などは、簡単になりすませる。見た目が似たようなメールアドレス、フリーメールでも、実際の人名のようなアドレスで、正しい送信者からのメールと思い込ませる
実行ファイル以外のファイルでも攻撃に利用される。アプリケーションのセキュリティ機能を無条件に無効にする癖をつけないように

今回も前回同様に、なりすましメールの話ですが、複合機からのFAXや、スキャナーからのメールになりすましたメールによる攻撃をご紹介します。

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