2016年2月12日 09:06
東京都・上野で古代のアフガニスタンを黄金製品などの名宝で紹介する展覧会
同博物館の入り口には、再開を期して、「自らの文化が生き続ける限り、その国は生きながらえる」というメッセージが掲げられているという。
同展は、これらの秘宝の再発見を機に、アフガニスタンの文化遺産の復興を支援するために企画された国際巡回展となる。2006年のフランスのギメ国立東洋美術館での開催以来、アメリカのナショナル・ギャラリーやメトロポリタン美術館、イギリスの大英博物館など、世界10カ国を巡回し、すでに170万人以上が来場しているという。日本での展覧会では、この奇跡的に守られた古代アフガニスタンの至宝231件に加え、日本で「文化財難民」として保護されてきた流出文化財15件が合わせて紹介される。なお、この15件を含むアフガニスタンからの流出文化財102件は、同展終了後、アフガニスタンに返還される。
同展の開催に際し、同展の担当学芸員は次のようにコメントを寄せている。「戦禍の中、勇敢な博物館員によって命がけで守られた古代アフガニスタンの秘宝たち。彼らが救ったのは人類の宝だった。
この素晴らしい秘宝を、その裏に潜む男たちの物語とともに是非ご覧ください。」
すぐ恋人ができるよ。“恋愛できない状態”から抜け出す方法