くらし情報『アポロ計画で月を歩いた1人、エドガー・ミッチェル元宇宙飛行士が死去』

2016年2月12日 12:13

アポロ計画で月を歩いた1人、エドガー・ミッチェル元宇宙飛行士が死去

7日には月を離れ、9日に地球に無事帰還した。

その後、1972年には「アポロ16」のバックアップ・クルーとなるも、1973年にNASAと海軍を引退。アポロ14が最初で最後の宇宙飛行となった。

その後は、超能力や超常現象、地球外知的生命体などについて研究する機関を設立し、研究支援も行った。ミッチェル氏はもともとその方面への関心が高く、あくまで個人的な試みとして「月面でテレパシーの実験を行った」と明らかにしている。晩年は「宇宙人は地球に来ている」、「米国政府やNASAはそれを隠している」などと発言するなどし、メディアを賑わせた。

ミッチェル氏が亡くなったのは、アポロ14の打ち上げ45周年記念の最中のことで、月面着陸から45周年となる日(2月5日)の前日のことであった。

なお、アポロ14の船長を務めたシェパード氏は1998年に、司令船のパイロットを務めたルーサ氏も1994年にすでに亡くなっており、アポロ14の乗組員の中でミッチェル氏が最後の存命者だった。
○NASA長官「彼は宇宙における地球の見方を変えてくれた」

ミッチェル氏の死去を受けて、NASAのチャールズ・ボウルデン長官は次のような声明を発表した。

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