2016年2月13日 11:00
Sprint、アジア、Fintech…ソフトバンクの投資は実を結ぶか
の今後に期待という状況のようだ。
投資資産については、前回までの四半期決算発表会同様に「イーコマース」「トランスポーテーション」「ゲーム」「フィンテック(FinTech)」の4分野に分けて解説を行っていた。イーコマースの分野では、インドネシアの電子商取引サイトである「Tokopedia」とインドの空室照会サービスである「Oyo」の2つが新たに注目スタートアップとして紹介されている。
投資事業は実際に関わってから芽が出てくるまでに時間がかかるが、「当時Alibabaがここまでソフトバンクの資産として影響を及ぼすとは、誰もその影響に注目しなかった」と孫氏は自身の功績をアピールする。だが実際に、今回のスライドとして紹介されている会社はソフトバンク全体の投資案件のごく一部であり、AlibabaやYahoo! Japanは"かなり希有な成功事例"といえるだろう。
非常に難しい投資事業ではあるが、ソフトバンクはネットサービスが急成長中のアジア地域に積極的な投資を行っていることもあり、今後も、今回のTokopediaやOyoのように注目企業として新たに紹介されるものが出てくることだろう。
このほか、FinTech分野では学氏ローンのSoFi (Social Finance: ソファイ)