2016年2月23日 16:31
LIXIL、汚物や水アカによるトイレの汚れを防ぎ"キレイが100年続く"新技術
が陶器表面の水酸基(OH-)と化学的に結合することで発生するが、水酸基が表面に露出しない構造となっているアクアセラミックでは、水アカの発生を防ぐことができ、陶器表面をいつまでも平滑な状態に保つことができるようになる。
これは、汚物と水アカ両者に対して防汚機能の役割を果たす特殊な物質を、焼物の表面を覆う釉薬に一体化させることで実現している。別の素材で覆うコーティングとは異なり、強度の維持にも成功。強度実験の結果では、100年以上摩耗しないことが確認できているという。
同社は、アクアセラミックを2016年4月より主要住宅トイレシリーズに展開していくほか、洗面化粧台、トイレ手洗いなどの陶器製の水回り製品においても同技術を活用した製品開発を進めていくとしている。
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