くらし情報『東京都・世田谷区で喫茶文化"茶の湯"と"煎茶"の美の粋を鑑賞する展覧会』

2016年2月25日 08:00

東京都・世田谷区で喫茶文化"茶の湯"と"煎茶"の美の粋を鑑賞する展覧会

東京都・世田谷区で喫茶文化"茶の湯"と"煎茶"の美の粋を鑑賞する展覧会
東京都・世田谷区の静嘉堂文庫美術館は、静嘉堂所蔵の茶道具と煎茶器を一堂に公開する「茶の湯の美、煎茶の美」展を開催している。会期は3月21日まで(月曜休館、ただし3月21日は開館)。開館時間は10:00~16:30(入館は16:00まで)。入館料は一般1,000円、大高生700円、中学生以下無料。

同展は、静嘉堂所蔵の茶道具と煎茶器コレクション、その双方から名品を精選し一堂に公開するもの。茶道具では、国宝・曜変天目(ようへんてんもく)、重文・油滴(ゆてき)天目、高麗茶碗や樂茶碗に始まり、千利休所持で伊達家伝来の青磁鯱耳(しゃちみみ)花入など、大名家伝来の名品を中心に出品。また、天下人の手から手へと伝わった付藻茄子(つくもなす)、松本(紹鷗)茄子、等の大名物の唐物茶入も公開される。そして、煎茶器コレクションからは、江戸~明治時代にかけて文人たちに愛玩された、中国宜興窯の茶銚(急須)の名品、染付の茗碗(煎茶碗)、錫製の茶心壺(茶葉の容器)などが、舶来の華やかな織物や更紗の仕覆(袋)、敷物とともに並ぶ。
中国から請来され、日本に大きな影響を与えた二つの喫茶文化"茶の湯"と"煎茶"、その美の粋を鑑賞できる展示となっているということだ。

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