2022年4月14日 17:30
赤楚衛二の愛され力、町田啓太の起爆力…海外でも話題『チェリまほ』俳優の魅力とは
4月8日の公開からヒットスタートを切った映画『チェリまほ THE MOVIE』。豊田悠氏による同名人気コミックを実写化した同作は、「触れた人の心が読める魔法」を手に入れた冴えない30歳のサラリーマン・安達清(赤楚衛二)と、社内随一の人気者で仕事もデキる同期・黒沢優一(町田啓太)の恋模様を描く。テレビ東京の木ドラ25枠で『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』として放送されると深夜枠にも関わらず注目を受け、海外人気も爆発することとなった。
今回はドラマの企画から同作を手がけた、テレビ東京 本間かなみプロデューサーにインタビュー。映画化に至った経緯や、そもそも赤楚、町田といった魅力的なキャストにオファーをした理由など、話を聞いた。
○■ダイジェスト映画の企画を「その後の世界」に
――今回映画化ということで世間から驚かれたとも思いますが、どういう経緯で映画化に至ったのでしょうか?
ドラマ版の最終回が終わったぐらいに配給のアスミック・エースさんが、ドラマのダイジェスト映画のお声をかけてくださったんです。色々考えたり悩みもしましたが、作品を応援してくださった方々、ドラマが終わっても温かいお手紙をくれる方々に少しでも応えられたらいいなと考えたとき、ダイジェストよりもその後の世界を描く方が良いのではと思って、新撮で贈る劇場版『チェリまほ』の企画を、逆にアスミックさんに相談させて頂いて、豊田先生にも相談させて頂いて……という感じです。