2016年3月9日 12:08
元LINE 森川氏が社内SNSでも「スタンプ機能」を推した理由
(森川氏)
実際に小池氏も、そうした森川氏の説明に応じ、スタンプの提供を決断した。
「例えば仕事でミスした時、上司からメールのテキストで注意されたら『自分はダメなんじゃないか』と思ってしまう。でも、対面した時に笑いながら『気をつけて』と言われるのと同じように、笑っているようなスタンプであれば、部下も次から頑張れば大丈夫だと、しっかりと意図が伝えられるはず」(小池氏)
また今後、「トークノートが社内SNS市場で生き残るためには何をすべきか」という議題に、小池氏と森川氏は、過去のビジネスの変遷を交えて次のように語った。
「オフィス・アプリケーションが出てきてから、ビジネスが変わった。表計算とワード、パワーポイントという存在です。パワーポイントは、ワードで打つよりもすごそうだし(笑)。そうしたパラダイムシフトが再び起こったのが、世界的に広がりつつある"コミュニケーション・インタフェース"でしょう。何もかもがチャットベースになると言われ、ECや情報収集など、すでにチャットベースになっている。
ビジネスでも、チャットツールだけで契約が取れたり、プレゼンテーションができたり、出張予約までできたりと、すべてを完結できたらいいんじゃないかと考えている」