2016年3月9日 15:12
マイクロソフト、月例セキュリティ更新(3月) - 「緊急」5件、「重要」8件の脆弱性
MS16-028は、WindowsがPDFを処理するライブラリに問題があり、PDFファイルを開く際にリモートでコードが実行される危険性があるというもの。2つの脆弱性があり、いずれもコード実行の脆弱性となっている。
対象となるのはWindows 8.1/10/RT 8.1、Server 2012/2012 R2で、最大深刻度は「緊急」、悪用可能性指標は「1」となっている。
○その他の脆弱性
これに加え、緊急度「重要」の脆弱性が8件公開されている。
・リモートでのコード実行に対処する Windows ライブラリの読み込み用のセキュリティ更新プログラム (3140709)(MS16-025)
・リモートでのコード実行に対処する Microsoft Office 用のセキュリティ更新プログラム (3141806)(MS16-029)
・リモートでのコード実行に対処する Windows OLE 用のセキュリティ更新プログラム (3143136)(MS16-030)
・特権の昇格に対処する Microsoft Windows 用のセキュリティ更新プログラム (3140410)(MS16-031)