2016年3月9日 17:16
NTTソフトウェア、サイネージとスマホが連携した情報流通システムを販売
NTTソフトウェアは3月8日、日本電信電話サービスエボリューション研究所が開発した「レジリエント情報流通技術」を利用する「BizFront/RIC」(ビズフロント/リック)を販売開始した。
「レジリエント情報流通技術」とは、平常時においても、インターネット回線が不通・不安定な災害時においても、デジタルサイネージとスマートフォン、あるいは、スマートフォン同士を連携させることで、ユーザが求める多様な情報を分かりやすく提供することを目指した技術となっている。
同製品は、ブラウザで情報流通を実現するプラットフォームとなっており、NTTアイティのデジタルサイネージシステムである「ひかりサイネージ」と連携すると、スマートフォンやタブレットでサイネージ情報を閲覧することが可能となる。
商業施設内のサイネージシステムからサイネージの周囲にいる人へ情報発信ができるため、モール内店舗の詳細案内や展示品の詳細案内といった、その場に訪れた人のみが知ることができる情報を発信することが可能であり、集客力向上やリピータの獲得が期待できるものとなっている。
また、災害時にも利用できるという「オンプレ型」では、ブラウザと無線LANがあれば簡単な切り替えで防災情報や避難情報、被災情報などを発信するシステムとしても利用が可能。