2016年3月10日 06:00
シーンで選ぶクレジットカード活用術 (24) クレジットカード&ポイント業界の勢力図が激変
と表現することもあるが、提示で得られるポイントが他のクレジットカードで払った場合でも変わらないのであれば、還元率1%以上のクレジットカードで支払ったほうがトクである。
本の中では「提示によるポイント」や「クレジット払いに対するポイント」といった表現を多用しているが、それは見せかけの「ポイント2倍」に騙されないようにするため。これはネットショッピングでも同様で、この場合は「提示」という言葉の代わりに、「ショップ利用に対するポイント」などといった表現を使っている。
もうひとつは、「○できる」や「△△すれば○できる」という表現は、「○しかできない」や「△△しなければ○できない」という意味でもあること。当たり障りのない例を出すと、年会費の説明で「年間10万円利用すると次年度無料」と書いている場合は、年間10万円利用しなければ次年度は年会費が必要ということでもある。
これは読者に不便をかけて非常に申し訳ないのだが、基本的に誌面でのカード紹介は、券面画像を提供してもらう代わりに、カード会社からの原稿チェックを受け入れている(事実誤認を防止するためでもあるが)。そこで「○できない」と直接的に表現してしまうと、カード会社から掲載拒否され、券面画像が借りられなくなってしまうのだ。