2016年3月10日 07:09
Androidの次期メジャーリリース「Android N」発表、開発プレビュー提供開始
グループ化された通知は、2本指のジェスチャーまたは展開用のボタンをタップして開くようにデザインすることが可能。
Android Nでは、様々な効率性の向上が図られている。まず、セルラーデータの消費を節約できるデータセーバー(Data Saver)モードを備える。有効にすると、デバイスがデータ伝送を監視し、バッググラウンドのデータ利用をブロックしたり、ストリーミングのビットレートを制限するなどして限られたデータ通信量を効率的に使用できるようにする。Android 6.0 Marshmallowで導入された省電力機能「Doze」が向上し、端末を長時間使用していない時だけではなく、スクリーンが点灯していない時にこまめに機能させられるようになる。また、Project Svelteの効果で必要なメモリー量が抑えられており、幅広いデバイスにAndroid Nは採用できるという。Android Nの発表に関連して、今年のGoogle I/O(5月18日~20日)の基調講演の内容も話題になっている。昨年までGoogleは新しいAndroidの説明に長い時間を費やしていたが、今年はすでにAndroid Nの発表を済ませてしまっている。