くらし情報『NECなど、広域ネットワークで安定した通信環境を提供するSDNの基盤技術確立』

2016年3月11日 08:30

NECなど、広域ネットワークで安定した通信環境を提供するSDNの基盤技術確立

共通制御フレームワーク技術は、無線・光・パケットなどで構成されるマルチレイヤと運用主体の異なる区分(ドメイン)にまたがるマルチドメインで構成される複雑なネットワーク構成を構造化し、広域な仮想ネットワークの統合的かつ迅速な構築・運用を実現。

また、マルチレイヤ・マルチドメイン統合制御技術は、共通制御フレームワーク技術の仮想ネットワークの制御構造データベースを用い、物理・仮想ネットワークの各資源におけるレイヤごと・ドメインごとの対応関係を格納するリソースプールを構築。これを用いて、レイヤ間・ドメイン間にまたがるネットワーク資源の動的制御を可能とし、広域な仮想ネットワークの効率的利用や安定稼働を可能とする。

さらに、仮想化対応SDNノード技術は、マルチレイヤ・マルチドメイン統合制御により、通信事業者のネットワークの構成や品質を柔軟に変更可能とする通信装置(ノード)を実現。拠点内ネットワークと拠点間ネットワークで構成される通信事業者ネットワークを対象とし「トンネル自動設定処理」と「パケットアウェア光パス処理」の2つの技術で構成される。トンネル自動設定処理は、拠点内ネットワーク向けおよび拠点間ネットワークと拠点内ネットワークの接続部分向けに、仮想ネットワークを構成するためのトンネルプロトコルをSDNソフトウェアスイッチ上で自動設定する技術。

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