くらし情報『東日本大震災から5年、ソフトバンクの災害対策は? - ユーザーへ「安心」を1秒でも早く』

2016年3月11日 09:00

東日本大震災から5年、ソフトバンクの災害対策は? - ユーザーへ「安心」を1秒でも早く

この新型基地局は3つのパーツに分割され、それぞれを宅配便などで送ることができ、小さめのミニバンでも運べるのが特徴。収納ケースこみで約90kgと、従来型より30kgほど軽量化に成功しており、一人でも運搬から設営までが可能だという。さらに衛星回線を開くための衛星との位置合わせがボタンひとつで自動で行える。

また、移動基地車に取り付ける車載型の基地局もあり、これは移動基地車に取り付け済みのものに加え、レンタカーに設置するための基地局も100基ほど用意されているとのこと。常時移動基地車を確保しておくのは駐車スペースの問題やコスト面からも効率がよくないため、非常時にはレンタカーを使って対応するのだという。

基地局を動かすための動力源には、基本的にはエンジンによる発電機を使う。ただし被災直後はガソリンの入手が難しかったり、屋内など発電機を設置できない場所もあるため、新型のリチウムイオンバッテリーが採用されている。

災害備蓄倉庫にはこのほか、災害時の備蓄品として一般的な食料と水、ヘルメットやベストなどの装備品も保管されており、その内容も随時見直されているとのことで、災害時の備えの充実ぶりが伺える。

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