2016年3月11日 09:00
真の狙いはゲーム以外に? スマホメーカーはVRで何を目指すのか
の「Gear VR」が全席に設置。発表会のイベント中には随所でヘッドマウントディスプレイを用いたデモが実施されたほか、会場にはフェイスブックCEOのマーク・ザッカーバーグ氏がサプライズゲストとして登場。VRに向けた取り組みや可能性について語るなど、VR一色というべき内容となっていたのである。
VRに関する発表をしたのはサムスンだけではない。LGエレクトロニクスも、同社の新機種「G5」の発表に合わせて、G5に接続して利用できるVR HMD「LG 360 VR」を発表。Gear VRのようにスマートフォンをHMDに装着するのではなく、ケーブルでスマートフォンとHMDを接続して利用するなど、VRを手軽に体験できる点に力が入れられている。
また、「ALCATEL ONETOUCH」ブランド(今後「alcatel」にブランド変更予定)で日本に進出しているTCLコミュニケーションも、新機種「IDOL 4S」のパッケージがVRゴーグルとして利用できる仕組みを用意。スマートフォンを用いて簡易的なVRを実現する、グーグルの「Cardboard」プラットフォームを活用しており、Cardboardのコンテンツが利用できるのが特長となっている。