2016年3月12日 21:30
KDDIが東京・丸の内に作った「Business-Airport Area KDDI」って何?
として、話し合いをしてきた結果だという。
「東急不動産として、専門家である私たちが場所の提供を、ITは専門家であるKDDIに提供していただくことで、お客さまにとって、働きやすい場所、集いやすい場所になるのではないかと考えた」(和田さん)
一方のKDDIでも、中堅中小企業向けにKDDI まとめてオフィス(KMO)などの提供を行い、IT全般の相談を受けている中で、オフィス環境整備を常に取り組んできたとKDDI ソリューション事業本部 ソリューション事業企画本部 事業企画部 部長の山崎 雅人氏は説明する。その過程で市場環境の変化から、クラウドサービスの普及による「所有」から「利用」という変化に着目。サービスのパッケージ化でコストの低廉化が進む一方で、クラウドによる機能の同質化が進み、サービスを顧客にどのように最適化していくかが、ビジネスの重要なポイントであると感じたそうだ。そこでニーズをまとめて検討したところ、空間づくりの重要性に気付き、東急不動産との話につながったという。
「私たちは不動産会社ではないので、空間を提供できる場を探しました。レンタルオフィスやレンタルサービスはいろいろありますが、箱を用意するだけではサービス性が足りない。