2016年3月18日 09:00
就活時期の変更、学生5割超が評価--「短期間で終わる」「学業に費やせる」
、「(卒論等の)学業に費やせる期間が増える(44.0%)」などが上位を占めた。
また「暑い時期に活動しなくて済む(28.7%)」や、「落ち着いて夏休みを過ごせる(27.6%)」など、夏季休暇期間にピークが重複しないことに対する安堵感を示す項目も多く選ばれている。
マイナスに捉える理由としては、「面接・選考の時期が集中・重複する」が70.9%で、2016年卒と同じ理由がトップとなった。また、広報活動期間の短縮による影響で「筆記試験やESなどの準備期間が減る」が 52.7%と、短期間での活動となるため、準備不足への懸念がうかがえる。
○希望する広報開始時期は「10~12月」、選考開始時期は「4月」
学生がどのような日程を希望しているのか聞いたところ、広報開始時期(エントリー受付開始)は「10~12月」が 21.1%で最多に。ここ2年続いた「3月」が 14.6%と続いた。
選考開始時期に関しては「4月」が15.9%と最多で、次いで「3月」が 13.7%となった。前年の選考開始時期の「8月」は 7.1%、今年の「6月」は 11.6%とやや低く、早期の選考開始を希望する学生の割合が高い結果となった。