「サユースTMA-20M」宇宙船の打ち上げ成功 - 生まれ変わるロシアの宇宙船
アフチーニン飛行士は1971年生まれの44歳で、今回が初の宇宙飛行ながら、宇宙船のコマンダーを務めた。
スクリーパチュカ飛行士は1969年生まれの46歳で、2010年にサユースTMA-01M宇宙船でISSに長期滞在した経験を持つ。今回が2回目の飛行となる。
ウィリアムズ飛行士は1958年生まれの58歳で、これまでに、スペースシャトル「アトランティス」のSTS-101ミッション(2000年)、サユースTMA-8(2006年)、サユースTMA-16(2009年)で宇宙飛行した経験を持ち、今回が4回目の宇宙飛行となる。
この3人は第47/48次長期滞在員として、ISSに約6か月間滞在する。ISSには昨年12月から、ロシアのユーリィ・マレーンチェンカ飛行士、欧州のティモシー・ピーク飛行士、ティモシー・コプラ飛行士が滞在しており、3人が合流することで、ISSは6人体制での運用となる。
今回打ち上げられた3人は、今年9月6日ごろに地球に帰還する予定となっている。帰還時にも、今回と同じサユースTMA-20Mに搭乗する。
○最後のサユースTMA-M、今後はMS型に
サユースTMA-M宇宙船は、ロシアの傑作宇宙船サユースの最新型で、2010年に1号機が打ち上げられた。