2016年3月30日 07:25
FBIとAppleの対立、提訴取り下げでひとまず幕、FBIがデータアクセスに成功
しかし、「プライバシー保護」と「テロとの戦い」を巡る議論が終わるわけではない。FBIは、今回の訴訟取り下げが、Appleの主張を認めたのではなく、サンバーナーディーノ銃乱射事件に関して訴訟が不要になった点を強調している。同事件で連邦地裁がFBIの訴えを認めたことを前例とし、今後も必要ならば裁判所を通じて協力を求めるという。Appleもまた、これまでと同様、捜査への協力を明言しながらも、ユーザーの「データ保護」と「プライバシー保護」、製品の「セキュリティ」を重んじる姿勢を明らかにしている。このFBIとAppleの対立は政治的な議論にも発展しており、国民のプライバシー保護に反する圧力とFBIを非難する議員がいる一方で、IT機器をブラックボックスにするような暗号化の禁止を提案する議員もいる。テクノロジー産業、米政府と米議会、そして米国民を巻き込んだ騒動は、まだ続きそうだ。
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