LINE MOBILEが突きつけた可能性と課題、「使い放題」はどこまで許される? - 西田宗千佳の家電ニュース「四景八景」
○YouTube見放題も! 世界中で広がる特定サービス定額化
こうしたやり方は、なにもLINEが最初ではない。3月9日から、FREETELがLINEトークやWhatsApp、WeChatといったメッセージングアプリの通信料金をゼロ円にするサービスをスタートし、割安感を打ち出そうとしている。
海外では、イタリアのZeromobileが「ChatSim」というサービスを展開している。ChatSimは、LINE、Facebook、SkypeにiMessageと、世界中の主要メッセージングサービスに対応していて、しかも、年額10ユーロで使い放題になる。国をまたいでも、SIMを差し替える必要はない。といっても、写真や音声の配信には別途追加料金が必要。ちょっと制限のあるサービスである。
もっと大胆な策に出ているのがアメリカのT-Mobileだ。
昨年11月から「Binge On」というサービスを開始。NetflixやHuluといった映像ストリーミングサービスに使うパケット通信料をカウントしない、というものだ。つい先日、YouTubeも含むことを発表するなど、とにかく破壊力がある。
ちなみに「Binge」