2016年3月31日 00:07
IoT機器の33%がBluetooth接続となって飛躍的な成長へ - Bluetooth SIG記者会見から
3月30日、Bluetooth SIGは都内で記者会見を開き、市場動向や今後のロードマップについて解説。例年の会見と同じく、メンバー企業によるさまざまなBluetooth製品、技術、開発キットの展示もあった。
○BluetoothはIoTという第三の波で飛躍的に成長
今後、何百億台というIoT機器の相互接続が見込まれている。例えば調査会社のレポートは様々だが、IoTが次の大きな市場になるのは間違いないだろう。そのIoT機器の接続では、Bluetoothが多く使われる。2020年までにBluetooth接続のIoTデバイスが140億個ほど出荷されるであろうという調査会社の予測を示し、IoTデバイスの3分の1程度を占めるとした。
このような状況を背景に、Bluetoothに関心を持ったメンバー企業も順調に数を増やしている。現在、28,500のメンバー企業がBluetooth SIGに加盟しており、昨年(2015年)は14%の伸びを見せた。
また、メンバーの約3分の1がAPAC(Asia‐Pacific:アジア太平洋)地域の企業で、日本企業は1,418社、昨年からは18%の伸びとなっている。