Intel、最大22コアの"Broadwell-EP"ことXeon E5 2600 v4ファミリを発表
する機能だ。
仮想マシン向けに外部割り込みを受ける支援ハードウェアが用意され、VMMは、初期設定などを行うだけで済み、割り込みを受ける場合にVMMの支援が不要になり、VMとVMM間の遷移を排除することができる。
VMとVMM間の遷移には、仮想マシンのコンテキストセーブ、ロードなどの処理が必要で、レイテンシーが大きい。このため、Haswell-EPなど従来のプロセッサでは、割り込みの処理効率が高くなかった。
しかし、最近ではNVFやSDIなど、ネットワークやインフラの仮想化が行われはじめており、仮想マシンでも割り込みを使って高速な処理を行う必要がでてきた。Posted Interruptsは、こうした要求に応じるための機能だ。
「Page Modification Logging」は、仮想記憶のメモリページへのアクセスや書き込みを記録する機能。Haswell-EPでは、EPT Access/Dirtyビットがサポートされており、メモリページがアクセスされたか、書き込みされたかを判別することはできた。
「Page Modification Logging」は、これを進めて、仮想マシンが使うメモリページのチェックポイント(ある時点のメモリ状態を記録したもの。